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2021/05/22

注文住宅の水回りで考えることとは?注意点についても解説!

佐伯市にお住まいで注文住宅をお考えの方で、水回りについてお困りの方はいらっしゃいませんか。
今回は、水回りを考える際に大切なことや水回りの配置で注意することをご紹介します。

□水回りを考える際に大切なこととは

水回りの配置で大切なことを2つご紹介します。

1つ目は、排水計画についてです。
水回りの使い勝手を考える人は多くても、排水音にまで配慮できる方は少ないです。
トイレを流したり、シャワーを使用したり、洗い物をしたりなど水を使用した作業では、必ず音が発生します。

例えば、寝室がトイレに近いと、誰かが入った音で目が覚めてしまうかもしれません。
また、ダイニングとトイレが近いと、食べている最中に、トイレの使用音が聞こえ、気分が悪くなることもあります。

さらに、2階に水回りを設置する場合は、1階の部屋に排水音が聞こえる可能性もあります。
夜中に洗濯機を使用しないという配慮は可能かもしれませんが、トイレやお風呂を制限されるとなれば難しいと感じる方も多いでしょう。
水回りの音は意外とうるさく感じるものです。
そのため、水回りと他の部屋の位置関係には気を付けましょう。

2つ目は、水回りを集中させることです。
水回りの配管設備は、工事費用に大きく関係します。
コスト削減のためには、水回りをなるべく1箇所に集めることが大切です。
各所に散らばっていると、排水工事も複雑となり、その分、建築会社によっては費用が高くなる可能性があります。

□水回りの配置で注意することとは

最後に水回りの配置で注意することを3つご紹介します。

1つ目は、トイレの位置を1階と2階に配置することです。
近年では、トイレを1階だけでなく、2階に配置する方が増えています。
その場合は、上下で違う位置にしないよう気を付けることが大切です。

これは費用や設置の面で、多くのリスクがあるためです。
そのため、必ず1階と2階で同じ配置にしましょう。

2つ目は、トイレを部屋の隣に設置することです。
注文住宅完成後は、遮音性が高い状態のためあまり音が気にならないでしょう。
しかし、何年かすれば壁の素材の劣化に伴い、壁の遮音性が落ちることがあります。
トイレが他の部屋の隣にある場合は、トイレの使用中に音が漏れ、隣の部屋に響く可能性があります。

3つ目は、水回りを住宅の真ん中に配置することです。
水回りを家の中心側に配置すると、後悔する可能性があります。
これは、水回りが家の真ん中にあることで、湿気やカビが部屋に行き渡りやすくなり、劣化のスピードが早まってしまうためです。
また、換気が十分にできなくなり、換気の機能を持つ機械を別途購入する必要が発生します。
一方、水回りを住宅の真ん中に配置することで、家事の回遊導線ができ、空間を広く見せることができます。

これらの注意点を踏まえて、ご自宅の水回り計画の参考にしてみてください。

□まとめ

水回りを考える際に大切なことや水回りの配置で注意することについて解説しました。
水回りで気を付けることは意外にもたくさんあります。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひ水回りについて考えてみてください。