2021/05/08
注文住宅で使える床材の種類とは?特徴をご紹介
注文住宅をお考えの方で、床材に迷っている方はいらっしゃいませんか。
床材の種類は多く、どれを選べば良いか全くわからないという方も多いと思います。
そこで今回は、床材の種類と特徴、選び方について佐伯市の工務店が解説します。
床材選びの際に、ぜひ参考にしてみてください。
□床材の種類と特徴
ここでは、6つの床材の特徴をご紹介します。
まず1つ目は、合板フローリングです。
お手入れがしやすく、丈夫で傷つきにくいという良さがあります。
近年では印刷技術の向上に伴い、合板に貼る表面材の木目がプリントしたものとは思えないほどの出来栄えになっています。
2つ目は、無垢材です。
木から切り出した無垢材は触り心地が良く、経年に伴う木目や色合いの変化を楽しめます。
また熱伝導率が低いため、素足でも暖かみを感じられるのも魅力です。
空気中の水分を吸放出する調湿作用があり、部屋の湿度を保ってくれます。
3つ目は、タイルです。
硬く冷たい素材なので、土間や玄関といった素足で触れないスペースで使用されることが多いです。
水に強く、水を流してお手入れできるのが魅力です。
4つ目は、カーペットです。
保温性や遮音性に優れています。
また柔らかく、クッション性の高いカーペットは、安全性の面から赤ちゃんや高齢者がいるご家庭に人気です。
5つ目は、クッションフロアです。
防水性が高いため、汚れをふき取りやすいです。
また、比較的簡単に施工ができ、費用が安く済むのが魅力です。
6つ目は畳です。
い草特有の香りや日本ならではの文化を味わえる床材です。
居住スペースの一部に畳を取り入れて、お部屋の雰囲気を変えることが可能です。
□床材の選び方とは?
床材にはそれぞれ良し悪しがあり、作りたい空間や床材に求める機能に合わせて床材を選ぶのが良いでしょう。
たとえば木の温もりを感じる空間にしたいならば、無垢材を使用したフローリングがおすすめです。
耐衝撃性や防音性を重視する子供部屋を作りたいなら、カーペットやクッションフロアが有力な選択肢です。
また、トイレや洗面所といった水回りを掃除がしやすい環境にしたいならば、タイルを利用することは一考する価値があります。
□まとめ
今回は、床材の種類と特徴、選び方について解説しました。
床材にはそれぞれ良し悪しがあり、適材適所に床材を配置することで床材の可能性を最大限に引き出せます。
種類や特徴を知り、自分が作りたい空間や求める機能に合わせて床材を選び、理想の住まいを手に入れましょう。